マサニコーヒー(maSanicoffee)のおすすめポイント

マサニコーヒー

佐渡島、両津港に着きました!さあ、何する?どこに行く?でもその前に小腹減っちゃったじゃん。バスの時間にはまだあるし、お迎えの車もまだ来ない。

そんな時、フラッと立ち寄りたいのが「maSanicoffee(マサニコーヒー)」です。マサニコーヒーのおすすめポイントを3つご紹介します。

マサニコーヒーのおすすめポイント①豊富なオリジナルメニュー

小判バーガー

マサニコーヒー、一番のおすすめは豊富なアレンジコーヒーとここにしかない個性的なランチメニューです。カフェラテやキャラメルラテ、抹茶オレなどのアレンジコーヒーには佐渡牛乳がたっぷり使われています。フワフワに泡立ったクリームで天国気分なコーヒータイムが実現します。

佐渡牛乳とは佐渡市金井地区、佐渡乳業で製造販売している牛乳で、ミルク特有の臭みが無いのに、しっかりとしたコクのある味です。他の牛乳に比べて後味も少なく、牛乳が苦手、という人にも抵抗なく飲めることと思われます。

佐渡では乳牛、肉牛が放牧されているので正に産地直送、新鮮な牛乳なのです。泡立ててもミックスしてもコーヒーの味を損ないません。ブレンドも日替わりで楽しみが増えますが、やはりマサニコーヒーに来たらミルクたっぷりのアレンジコーヒーをおすすめします。

ランチメニューで人気の「小判バーガー」は思わず二度見してしまいます。まず形、、、小判です。バンズには佐渡小判を模した焼き印が入っていて、佐渡に来た気分が盛り上がります。佐渡小判は相川地区のきらりうむ佐渡でレプリカを確認しましょう。

小判バーガーセット

小判バーガー、見た目は小判ですが中身は大判です。ハンバーグが分厚くてボリュームがすごいです。女性はちょっと気合入れて食べる必要がありますね。

ランチメニューの一つに茶粥があります。茶粥は佐渡でも南部の一部地域でしか食べられていない郷土食です。佐渡は江戸時代から茶栽培がされていて北前船で関東や関西に運ばれていました。戦後、手間のかかる茶栽培は廃れていきましたが、僅かな農家が伝統を絶やすまいと毎年良いお茶を作っています。

茶粥に使うのは佐渡で生産された番茶で、付け合わせをトッピングして頂きます。私は体調不良で茶粥に助けられた経験があるのです。お腹の調子が悪い、食欲が無い、風邪ひいた、そんな時でも茶粥は驚くほどお腹にスルスルと入っていきます。ドリンクメニューには佐渡ばんちゃがあり、こちらはランチのセットドリンクになっています。

西三川りんごジュースはセットドリンクになっていますが、単品でもOK。このりんごジュースは濃縮還元でない、100%のストレート果汁です。混じり物が一切無いジュースは、りんごを丸ごと一個食べたような気がします。果樹園で基準の糖度検査に合格した林檎を収穫し、即現地工場で加工するので、フレッシュな味わいが特徴です。この製法は日本では唯一西三川のりんご園だけ、ということです。

生産元柴原会長によると、ここまで純粋なりんごジュースが作れたのはそれだけ西三川の林檎が美味しいから、それに尽きると仰っていました。混じり物の無い果物ジュースは体に良く、調理加工も容易にできます。ゼラチンや寒天を使ってゼリーにしたり、凍らせてシャーベットにしたりと、子供のおやつにも理想的です。

マサニコーヒーのおすすめポイント②佐渡の美味しいものがいっぱい

ポッポのパン

マサニコーヒー店内の物販コーナーでは佐渡産の美味しいものを手に入れることができます。ガラスケースにパンや焼菓子が並んでいて、店内飲食でもテイクアウトでもOK。佐渡の人気店の商品がドリンクと一緒に頂けます

りんごジュースの原材料、西三川林檎もその一つ。西三川は佐渡の果樹王国です。冬は林檎、夏は西瓜に洋梨ルレクチェ、旬のお野菜も見過ごせません。マサニコーヒーでお試しをすると、現地に行ってみたくなります。

金井地区のベーカリー「クレアーレ」のパンもつい手に取ってしまいます。クレアーレは店内窯で焼かれた熱々のピザがおすすめ。こちらはお店に行かないと頂けませんね。

「ポッポのパン」は天然酵母と国産小麦のみで作られた無添加のパンです。実店舗は佐渡の猿八にありますが、マサニコーヒーを始め、島内のスーパーなどあちこちで買い求めることができます。パン好きの為のパンという印象で、ソーセージやローストビーフによく合います。マサニコーヒーではベーグルとコーヒーのチョイスがおすすめですね。お店で軽くトーストしてもらうと天然酵母の香りが引き立ちます。

オケサドコーヒー

マサニコーヒーでは佐渡市羽茂「オケサドコーヒー」で焙煎されたコーヒー豆も販売しています。

マサニコーヒーでコーヒーを頂いて、オケサドコーヒーの豆を買って船に飛び乗り、銀座のバリスタにプレゼントした所、「うん、俺、これ大好き!!」と絶賛されました。お土産にも最適です。

マサニコーヒーは過ごしやすいカフェであるだけでなく、佐渡島のアンテナショップといった役割も果たしています。お気に入りの味を見つけて、旅の途中に訪ねてみるのもいいですね。

マサニコーヒーのおすすめポイント③嬉しいタイムテーブル

マサニコーヒー、以前は小さなカウンターメインのお店でしたが、2020年に拡張され、ゆったりとしたソファも備わっています。もちろんWi-Fi完備です。営業時間は佐渡汽船の始発便前後から最終便まで。港内店舗としての心意気を感じます。

実際、始発時と最終時の港は寂しいのですよ。マサニコーヒーの明るい灯を見つけると、ホッとして心が温かくなるのを感じます。友人、知人を見送って寂しい気持ちをリセットする為にも、マサニコーヒーは大事な存在です。待ち合わせに最適ですが、居心地が良すぎて「あ、船の時間が!」、「バスが行っちゃった!」とならぬよう、お気をつけ下さい。

maSanicoffee(マサニコーヒー)の場所

新潟県佐渡市両津湊353-1
(営業時間:4時30分〜19時15分、年中無休)

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